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RYULOG

龍太郎の雑記ブログ

広告業界に関して無知な僕が感じたフジテレビ「バイキング」で見るテレビ業界の失墜。

雑記 雑記-思想

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やぁ。

 

僕は9月12日のお昼に、ご飯をパクつきながらフジテレビの番組「バイキング」を見て

 

「あれ、いよいよテレビ業界ヤバいじゃん?」

 

と感じたんだよね。

 

なぜそう思ったのかを、激しく雑にお話しさせて頂こう。

 

 

 

放送内容

 

まず、バイキングがどんな放送内容だったのかというと

 

「感動の押し売りをするテレビ番組の賛否」

 

を、出演者たちが賛成と反対どちらかに票を投じ、感動の押し売りをするような番組の在り方の是非を問うような放送だった。

 

おそらく、すべては日テレの24時間テレビを想定した放送だったんだろうけど。

 

で、重要なのはバイキングでは感動の押し売りに対してだけでなく、テロップやワイプなど

 

近年の日本のテレビ番組作りそのものに対する批判

 

も相次いだ。

 

テレビ番組に対する批判

 

24時間テレビの感動の押し売りに対するテレビ局自身による批判は、直近だと、24時間テレビの裏で放送されていたNHK「バリバラ」も有名だね。

 

多分この24時間テレビの在り方を問うようになったのってすべては2ちゃんねるとかTwitterとか、インターネットの媒体が発祥だと思うんだよね。

 

別にネット発であるという確固たる裏付けはないけど、テレビ番組が他局の番組に対して批判をするのって広告主とか広告代理店的の存在に鑑みればある意味タブーなのは何となく分かるでしょ。

 

で、出演者している芸能人たちも、自分たちに飯を食わしてくれている事務所の顔にドロを塗りかねないようなテレビ番組に対する批判は絶対しなかったよね。

 

でも、このバイキングという番組は上述の通り、これらの常識をものの見事に覆してしまったのだ。

 

んで、このバイキングの放送は、おそらくテレビという番組自体の影響力が徐々に下がってきている証拠ではないかなと僕は感じたのだ。

 

ネットに媚びるテレビ番組

 

自由な言論空間であるインターネットで、近年24時間テレビに対する批判が相次ぎ、「バリバラ」というテレビ番組自身が日テレ24時間テレビという他のテレビ番組に挑戦状を叩きつけ、今度は民放であるフジテレビ「バイキング」で「テレビ番組の在り方」という大きなスケールでの問題提起をしたのだ。

 

これは恐らくテレビ局、番組制作者たちが、いかにインターネットというものがメディア全体で大きな影響力を持つのかということに気付き始めてきた証拠じゃないかな。

 

で、このように番組自体がネットで取り上げられれば、賛否はおいといてネットで注目を集めることが出来るし、おそらく次回のテレビ番組の視聴率にもつなげることが出来るのかもしれない。

 

これは、もはやテレビ番組自体がネットのユーザーたちが興味を持つような内容に傾倒していると言えるかもしれない。

 

広告代理店やテレビが視聴者たちの興味・関心を主導出来ていないんなら、それはもうテレビのオワコン化と言わざるをえないだろう。

 

これからもテレビは加速度的にネット色に染まっていくことになるはずだ。

 

広告代理店の権威の失墜

 

日本の大手広告代理店と言えば電通とか博報堂が有名だよね。

 

で、テレビ番組はこれら大手広告代理店に怒られるようなテレビ番組は当然作れないわけよ。

 

だから、「テレビ番組の在り方」なんていうテーマはテレビ局にとっても出演者にとっても触らぬ神に祟りなしに近いテーマだったと僕は思うのだ。

 

でも、今回のバイキングという番組ではこれをものの見事に覆しちゃったよね。

 

いや、むしろ僕は「覆せるようになった」んじゃないかと考えてる。

 

というのも、広告界のガーディアンであったは電通は、今まで単価の安いネット広告を軽視していたんだけど、最近じゃ無視できなくなってきたのか、Facebookとタッグを組んだことは記憶に新しいよね。

(成功してるのかどうか知らんけど)

 

さらに、代理店の奴隷であるテレビ局は、代理店の目があり安易にネットに進出できなかったにもかかわらず

 

「おいなんだよ電通さん、Facebookでネット進出してるじゃないっすかwww」

 

「よし、俺らもネットで戦おうぜ!!」

 

と言わんばかりに、テレビ朝日は意気揚々とサイバーエージェントとタッグを組み、Abema TVで華々しいネットデビューを果たした。

 

で、彼らはネットに進出して

 

「特定のテーマに対してネットくらい思いっきり切り込んでいかないと、テレビってもう視聴率稼げないんじゃね?」

 

「もう番組をきれいごとで塗り固めてウッフオホホしてるだけじゃ視聴率稼げないんじゃね?」

 

こんな数多くの気付きに遭遇し、今までは広告代理店がNGを出していたであろう放送内容が、ハードルが下がったことにより民放でも流せるようになったんじゃないだろうか。

 

つまり、広告界の巨人がインターネットに魂を売ったという構図だね。

 

 

テレビ番組叩きを見事にやってのけたバイキングの放送は、このように広告代理店のNGハードルが下がっていることを象徴する放送、言い換えれば広告代理店の権威が下がってることを示す放送内容と言えるんじゃないかな。

 

広告代理店の権威の失墜って、もはやテレビ業界の失墜と同義だよね。

 

テレビにおける広告の取り締まりをしている彼らの力がなくなる、これすなわちテレビの広告効果が薄れていくってことに繋がるんだからさ。

 

広告主であるスポンサー企業たちも、テレビ界の警察官的役割を果たしていた代理店の権威にはある種の安心感みたいなのも抱いていたんじゃなかろうか。

 

でも今ではその権威すら失われてしまった。

 

つまりテレビのオワコン化だよね。

 

炎上商法に価値を見出した

 

正直バイキングが取り上げた「感動の押し売り」とかってさ、かなり賛否が沸き起こる内容だよね。

 

でも、こういう賛否が起こる内容を放送するのって、少なからずそれが視聴率に繋がるからだよね。

 

ネットユーザー諸君なら分かるよね。

 

そう、自ら的となり、怒りの矢を放たせることでアクセスを稼ぐ炎上商法を思い出す。

 

彼らの特徴は、ほぼ賛否の天秤にかけられるであろうテーマに自ら足をつっこみ、意図的にバズを起こすという点で共通している。

 

で、24時間テレビの是非って今でも冷え切らないグツグツ煮えたぎったテーマなわけで、事実僕が記事にあげた24時間テレビを批判する記事も、放送から既に日にちが経過しているのにも関わらず、未だに検索流入がある。

 

フジテレビのバイキングがこのテーマをこのタイミングでつっこんでいったのも、正直自らマグマに足を突っ込んでいったとしか思えないわけよ。

 

それは恐らく、この記事のように番組をネットで拡散してくれる人が大勢いるということを彼ら自身が心得てるからと言わざるを得ないよね。

 

広告代理店もテレビ局も、炎上商法に一定の価値を見出し始めてきているとは言えないだろうか。

 

もっというと、ネットの手法に追従する彼らの姿勢は、もはやトレンドを生み出す媒体たりえないとも言えないだろうか。

 

つまりテレビのオワコン化ということだね。

 

最後に

 

バイキングの放送は、広告代理店の権威が失われつつあるってのが如実に表れていた。

 

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出典:http://www.garbagenews.net/archives/1752583.html

 

上記の表は、いかにテレビがオワコン化しているかを表している表だ。

 

見て頂ければ分かる通りテレビはもう高齢者しか見てないんだから、少子高齢化に一直線の日本にとって、テレビのオワコン化は必然である!

というありきたりな意見も一緒に添えておこう。

 

 

バイキングの放送が示した広告代理店の権威の失墜は、上記の表で分かるテレビ広告自体のオワコン化一般論と相まって、テレビ自体のオワコン化を今後加速させることになるだろう。