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RYULOG

龍太郎の雑記ブログ

HIPHOPに詳しくない僕がオススメするNORIKIYOの厳選2曲

雑記 雑記-音楽

 

やぁ。

 

僕は色々とやりたいことがあって今年の7月に3年半働いた会社を辞めたんだけど、辞めようと決意してからずっとあるアーティストに勇気付けられていたんだ。

 

それが相模原を代表するラッパーNORIKIYOだ。

 

 

NORIKIYOは学生の頃から好きだったんだけど、社会人になってからさらに聴くようになったなぁ。

 

彼の作る曲は、とにかくリアルで、言葉の選び方が本当にセンスに溢れてる。

 

ジャンルとしてはHIPHOPなんだけど、他のラッパーとかと比較しても彼は全くもって異質だと僕は思ってる。

 

ラッパーの人たちが作る曲ってなんか物質的な部分に焦点を当てた曲が多いと思うんだよね。

 

お金とか車とか女とか薬とか。

 

海外志向の強い日本人ラッパーたちは特にその傾向が強いのかな。

(僕はこういうアーティストも好きなんだけどね。)

 

でもぶっちゃけさ、俺貧乏だったけどライムとフロウで成上って金持ちになったぜウェイ!レクサス買ってギャルは俺に釘付けだぜウィエウェイ!とか言われても、大半の人たちは縁のない世界っていうか、正直あんまり共感出来ないと思うんだよね。

 

もう全く別世界の話のようだよ。

 

で、NORIKIYOの異質なところってのが、人間のリアルな精神面に焦点をあわせた曲が多いっていうところなんだよね。

 

人間の自尊心とか、憂鬱な気持ちとか、何か大きな決断をするときの気持ちの変遷とか、そういう精神的な部分を曲に反映させていることがとても多い。

 

しかも、その精神的な部分の多くがNORIKIYO自身の経験に基づくもので、彼の経験もどことなく現実味があって、なんとなく共感できてしまうような生き方なんだよね。

 

全然ハデじゃなくて、どことなく泥臭いというか。

 

だからこそ、歌詞に現実味があるし、多くの人の共感が得られると僕は思う。

 

 

・・・とまぁここまで偉そうに語っといて、正直そんなに僕HIPHOPに詳しくないんだけどね。

 

フリースタイルダンジョン見てないし。

 

NORIKIYO以外に聴くラッパーと言えばAK-69、般若、ANARCHYくらいだし。

 

しかし。

 

そんなにHIPHOPに詳しくない僕がハマることが出来たからこそ、僕以外にも多くの人がすんなりはまる曲がNORIKIYOには多いんじゃないかなと思ってる。

 

そこで、僕がNORIKIYOの曲の中でもダントツでおすすめする2曲を厳選したので、是非とも聴いてみて欲しい。

 

 

秘密 feat. H.Teflon

 

 

歌詞

 

<Hook>
This is in my life
うつむいてはいない
今前を見て顔上げりゃ
「憂鬱な時代」
そりゃ生きてりゃさぁ
ただ奇麗なままじゃ居られない
This is in my life

<verse1>
仰げば天 そこにいずれ
着くのは三途の水辺?
確証無いけど 来月?来年?
誰に聞いたってさぁ答えちゃもらえねぇ
「大丈夫」呪文唱えて
快速の流れ途絶えない
プラットホームの電車を眺めてりゃ
時刻通り過ぎ行く歳月
誰にも何かと抱え
マジな分さぁきっと笑えねぇ
優しい言葉に甘えてぇ
目 瞑ぶりゃさぁご対面
崩れ行く時はサイレント
敵が潜むものは内面
何処の誰と対決より
噛み締めてたいね

<Hook>
This is in my life
うつむいてはいない
今前を見て顔上げりゃ
「憂鬱な時代」
そりゃ生きてりゃさぁ
ただ奇麗なままじゃ居られない
This is in my life

<verse2>
「大丈夫」気休めは聞き飽きた
誰かマジな答えをくれ
なぁジーザスもしあなたに頼んだら
パイは食えっか?天国で?
めんどくせぇ
祈るよりまずは燃えてhighになって煙突へ
曇りになって雨を降らせ
海にと還りゃ誰か生まれる
時は過ぎちゃ巡ってくまで
そん中で一体何を残せる?
なぜ善悪だけじゃ割切れねぇ事の頭末
タフで居ないとさ頭が変になる
はちきれそうだドコでもドア
望めばほら… We have it

<Hook>
This is in my life
うつむいてはいない
今前を見て顔上げりゃ
「憂鬱な時代」
そりゃ生きてりゃさぁ
ただ奇麗なままじゃ居られない
This is in my life

<Bridge>
いびつでもいい
いびつでも…
いびつでもいい
いびつでも…
いびつでもいい
本当の事も秘密でもいい

<verse3>
ビートにライミング これは郵便
音を介し君と通信
ハロー 元気?俺はフーリッシュ
つじつまよりも心へミュージック
なぁ… いびつでもいい
いびつでも…いびつでもいい
いびつでも…いびつでもいい
本当の事も秘密でもいい?

 

NORIKIYOのメランコリック現代から1曲。

 

アルバムのタイトルからして憂鬱な感じが伝わってくるでしょ。

 

 

で、この秘密っていう曲は、NORIKIYOの制作秘話を知った方がより味わい深くなる曲なんだ。

 

「意味というか、この曲はもういなくなっちゃった(亡くなった)ヤツに対して言いたかった俺の気持ちを昇華させたというか。坊主が葬式のときに『人間というのは生まれたときから死ぬ日が決まっている』的なことを言ってて、俺は『ハァ?じゃあお前が死ぬ日はいつなんだよ?』って怒っちゃって。『それってそこで止めていいの?』『自分で自分の命を殺めたヤツを叱らなくていいの?』って思ったんです。……ガキの頃からよく遊んでくれてた従兄弟の兄ちゃんだったんですけど、ある日自分の家の近くのマンションから飛び降りて死んじゃったんです。でも、救急車が来たときはまだ息があったらしくて、救急隊員が『自分の名前言えますか?』って訊いたとき、自分の名前を答えたらしいんですね。で、俺はそれを訊いたとき『生きたかったんじゃん、お前』って思って。本当に死にたかったんなら自分の名前も言わないで死ぬでしょ、って。だから、彼は死にたい程生きたかったと思うんですよね。だけど、彼にはプライドもあって(本音を)言えなかった。……実は、最初は“マッチを擦って”をアルバムに入れるつもりはなくて、この件を受けて作った曲は“秘密”なんです。“マッチを擦って”は、ただその兄ちゃんが死んだときに思った『一言話してくれたら何か変わったかもしれないじゃん』って気持ちを書いた曲だったけど、“秘密”を書き始めたときに『それは違うな』って思うようになって。兄ちゃんが俺に本当の気持ちを言ったところで、気分はちょっとは晴れるかもしれないけど、根本的な解決にはならないじゃないですか。俺だってさっき言ったみたいに『行き止まりだよ』って言われてもそこまで行かないと分からない人間だし。だから、結局ヤツも悩み切ればよかったんですけど、悩むのがめんどくさくなっちゃって手っ取り早く話を終わらせようとしてマンションから飛び降りた……でも、それは生きたくて飛び降りたと俺は思ってる。自己表現のひとつだったと思うんですよ……そう考えたときに、結局問題を解決するのは自分だろ、って思ったんです。俺も、このアルバムを出してない間の3年間、その兄ちゃんのことや自分の周りの環境、家族のこともあって本当気が滅入っちゃってて、『もうイヤんなっちゃうな…… もう死にてぇよ』って思ったこともあったんですよ。それを“秘密”って曲で書こうと思った。だから、俺にとっての“秘密”は『死にたい』と思ったことなんです」 

NORIKIYO|INTERVIEW[インタビュー]|Amebreak[アメブレイク]

 

NORIKIYO自身が、友人の死というつらい経験をして、そこに葛藤があり、乗り越えたからこそ出来上がった作品なんじゃないかな。

 

人類の生涯のテーマである「生」というものを、あえて死にたいという気持ちで表現するという逆説的な曲、それが「秘密」だ。

 

で、僕の好きな歌詞をピックアップすると

 

曇りになって雨を降らせ
海にと還りゃ誰か生まれる

時は過ぎちゃ巡ってくまで
そん中で一体何を残せる?

 

この部分。

 

表現方法が本当に秀逸。

 

淡々と過ぎ去る人間の一生というものを、諸行無常の自然現象で巧みに表現している。

 

さらに、そんな人間の一生を「こうすべきだ」などと決め打ちしないで、あえて聴き手に考えさせるような言葉選びも非常にNORIKIYOらしい。

 

メランコリック現代の中で、「エゴ」と「自問自答」っていう曲もめちゃくちゃオススメなんだけど、いかんせん映像も音も歌詞も見当たらなかったので省略する。

 

よかったら検索して"秘密"と併せて聴いてみて欲しい。

 

Go so far

 

 

あまりにも有名過ぎて「ニワカ乙」とか言われそうな選曲だけど、実際いい曲だし、僕自身会社を辞めるときにこの曲にすごい励まされた。

 

アルバム如雨露から「Go so far」を推薦する。

 

 

僕のiTunes再生回数303回で堂々の2位にランクインしてる。

(ちなみに1位は再生回数335回、AK-69の「雨音」。昔カラオケでモノマネする為にめっちゃ聴いてたな・・・。)

 

この曲は、自分の夢や目標を追いかける為に大きな決断をする人たちに是非とも聴いて欲しい1曲。

 

歌詞

 

まだ早すぎるって
早すぎるって 振り返んのは
ほら頭でさ描く未来 それに足す「今」
ならばいつか辿り着くはず
じゃあ今から見に行こう でも何かを失う
思い出したらキリ無いけど
それもまた一興でしょ?

さあどうしようか じゃあ君らをご招待
久々に同窓会? よりも選ぶ俺Go So Far
いつか地獄で開く報告会
それまでは互い選んだ道を行く
金が無くたってどうにかする
野心飲み込んでは虚を満たす
まだ何も手に入れてねえって
これから掴む望む物絶対
でも決して忘れないさ原点
相模原から拝みに行く絶景

まだ早すぎるって
早すぎるって 振り返んのは
ほら頭でさ描く未来 それに足す「今」
ならばいつか辿り着くはず
じゃあ今から見に行こう でも何かを失う
思い出したらキリ無いけど
それもまた一興でしょ?

急行停まらねえ小っちぇ駅
clubも無いような小っちぇ駅で
「無理だよ無理!」ってそれより「Do It!」って
やってたら見えたよ光の筋
それ見失う前に今追っかける
頼む消えんじゃねえクソッタレ
遮るように立つ古いビルディング
そこに並ぶよりかはもっと一途に
生きたいだけ今日を 生き甲斐だね そう
だからまだ後ろは見ずに
相模を色濃く書き直す 俺ら地図に

まだ早すぎるって
早すぎるって 振り返んのは
ほら頭でさ描く未来 それに足す「今」
ならばいつか辿り着くはず
じゃあ今から見に行こう でも何かを失う
思い出したらキリ無いけど
それもまた一興でしょ?

まあサッと流して 聴いてlisten
手紙出すよ そうせめて10通
まだやっとこれで6枚目
届いてるといいな そう前へ
今年よりでかい所でやりてェライブ
あのステージまで後何マイル?
ギャラ?レクサス 新車で何台分?
よりきっとそこにはさファンがいる
空には舞うさblue bird パンパンのクラウド
そこできっと俺は振り返らずに
またこの曲を歌うよ

まだ早すぎるって
早すぎるって 振り返んのは
ほら頭でさ描く未来 それに足す「今」
ならばいつか辿り着くはず
じゃあ今から見に行こう でも何かを失う
思い出したらキリ無いけど
それもまた一興でしょ?

 

この部分がすごい好き。

 

久々に同窓会? よりも選ぶ俺Go So Far
いつか地獄で開く報告会
それまでは互い選んだ道を行く

 

なんというか、すごいリアルだよね。

 

NORIKIYOの実際の体験談かどうかは分からないけど、同窓会とかって成長が物凄い試されるイベントというか、世間体みたいなのが問われる場面だよね。

 

「昔はみんなやんちゃしてたけど、落ち着いて立派に大人になったよね」

 

そんな会話が交わされるのが同窓会というイベント。

 

今どんな仕事をしているのかとか、どれくらい年収があるのかとか、結婚はしているのか、子供はいるのかとか。

 

でも、そんな世間体なんか気にするよりも、仮に人生順風満帆のレールに乗っていなかったとしても、自分の道を突き進むんだっていう覚悟が現れた歌詞。

 

その後の「いつか地獄で開く報告会」っていう表現も素晴らしい。

 

同窓会っていう人生の一通過点で評価されなくても、人生っていうもっと大きなスケールで見ればカッコイイ生き様だったと思わせるような、人生は死ぬまで評価できないだろというような、そんなメッセージ性がつまった歌詞だね。

 

野心飲み込んでは虚を満たす

 

これも好きな表現。

 

自分のやりたいこと、成し遂げたいことを我慢して安全牌を選ぶのってとても空虚なことじゃない?

 

そんなメッセージ性を感じるよね。

 

僕がサラリーマン時代に「この仕事は本当に自分のやりたいことなのか」と考え、モヤモヤしているときに背中を押してもらった1曲。

 

同じような境遇にいる人には是非とも聴いてもらいたい。

 

最後に

 

以上が僕が厳選したNORIKIYOのオススメの2曲だ。

 

NORIKIYOは他にももっといい曲がたくさんあるので、まずはこの2曲を聴いてもらってから是非、他の曲にもハマってもらいたい。