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RYULOG

龍太郎の雑記ブログ

【プロハマっ子の朝は早い】家系ラーメン祭2016に行ってきた。

横浜 横浜-飲食

 

神奈川県横浜市

 


人の往来もまばらな住宅街の一画。

 


ここに一軒のマンションがある。

 

 

 

 


プロハマっ子の自宅である。

 

 

世界でも有数のプロハマっ子。

 


彼の仕事は決して世間に知らされるものではない。

 

 

我々は、プロハマっ子の一日を追った。

 

 

AM3:30

 

 

 

 

プロハマっ子の朝は早い。

 

 

 

日が登る前、人々が行動する前からプロハマっ子は動き始める。

 

 

 

 

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Q.朝、早いですね?

 

 

 

 

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はま龍「えぇ、まぁ。連休の横浜はイベントだらけですから。遅くまで寝てられないんですよ。」

 

 

 

そう語るプロハマっ子の目は何よりも真剣だ。

 

 


プロに一切の妥協はない。

 

 


はま龍の誇りはそこにあるという。

 

 

 

 

Q.これからどちらへ?

 

 

 

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はま龍「この3連休中、いろんなイベントがあって、走り回ってたんですけど、どうしても行きたかった"家系ラーメン祭"の初日に行けなかったんですよ。なので2日目、本日行きたいと思います。」

 

 

 

 

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イベントチェックは一切の抜かりはない、靴ひもを結びながそう語るはま龍。

 

 

 

プロならではの、技である。

 

 

 

我々は、急いで桜木町へ向かうはま龍の後を追った。

 

 

 

AM4:00

 

時刻はまだ、四時だ。

 

 

 

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はま龍「人が集まる時間に店を選んでいてはダメです。プロハマっ子は、誰よりも早く現地入りをし、心に余裕を持つんです。」

 

 

 

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はま龍「みなさん、日が昇り始めました。急ぎましょう。」

 

 

 

そう話しながらいつの間にかエナジードリンクを握るはま龍。

 

 

 熟練の技が光る。

 

 

 

 

そして再び歩みを進めるはま龍。

 

 

 

幾度となく声をかけようとしたが、スタッフが声をかけられないほどの気迫が伝わってきた。

 

 

 

 

AM5:00

 

 

はま龍「みなさん、つきました。」

 

 

 

沈黙を破ったのは、はま龍であった。

 

 

 

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はま龍「ここで選ぶ店を間違えてはなりません。見極めが大切なんですよ。」

 

 

 

最近は、本当においしい家系が少ないと口をこぼした。

 

 

 

まず、入念な店選びから始まる。

 

 

 

はま龍「選ぶのは大事です。ただ、選び過ぎてはいけない。」

 

 

 

あまり選び過ぎると、においにひきづりこまれる。

 

 


プロの生命をたたれる可能性がある危険な作業なのだ。

 

 

 

Q.選び間違える恐怖は無いんですか?

 

 

 

はま龍「恐怖はありますよ。コテコテの家系だと思ったのに、あからさまに女子ウケを狙ったあっさりラーメンが出てきてしまうかもしれない、そういう恐怖はね。だからこそ、タイミングが大事なんです。入念に選ぶ、そしてフィーリングに頼る。」

 

 

 

そう微笑むはま龍には、確かに、プロの面影が見えた。

 

 

 

 

 

はま龍「でも、夏のラーメンは暑くてキツいね、愚痴っても仕方ないんだけどさ笑」

 

 

 

 

はま龍「自分で選んだ道だから笑」

 

 

 

 

はま龍「この店は直系。この店は亜流。」

 

 

 

 

彼の目にかかれば、見るだけで直系、亜流が分かってしまう。

 

 

 

 

技術立国日本、ここにあり。

 

 

 

 

今、一番の問題は後継者不足であるという。

 

 

 

 

はま龍「みんな就職をして、東京へ行ってしまう。」

 

 

 

数十年前であれば、プロハマっ子が軒を連ねたこの街だが

 

 

 

今は両手で数えられる程になってしまったという。

 

 

 

横浜で生まれ、高校を卒業するまでに18年。

 

 

横浜アリーナで成人式を迎えるまでにさらに2年。

 

 

プロハマっ子になるには、20年はかかる、と匠は語る。

 

 

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ここ数年、横浜発祥の家系は東京に乱立する家系に押されているという。

 

 

 

はま龍「町田商店とかね。美味しいんですよ。今あるどの横浜発祥の家系より、接客も、味も、レベルが高いんです。」

 

 

 

 

はま龍「でも、僕は横浜発祥の家系を食べ続けますよ。プロハマっ子ですから・・・。」

 

 

 

 

プロハマっ子の灯は弱い。

 

 

 

だが、まだ輝いている。

 

 

AM5:10

 

 

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はま龍「ちなみに、ラーメンを食べるのは約16時間後です。こういうイベントは、終盤の方が絶対においしいスープに出会えるんです。開店直後のスープを狙うのは、ニワカ、あるいはジロリアンだけです。」

 

 

 

約16時間後。 

 

 

 

まともな人間であれば、インタビューを中断してしまうほどの暴挙である。

 

 

 

しかし、我々ははま龍の生きざまを見届けなければならない。

 

 

 

プロの技は、食べ初めてからだ。

 

 

 

はま龍「赤レンガ倉庫で色々とイベントをやってるみたいですし、それを見て時間を潰しましょう。」

 

 

家系ラーメン祭開催 

 

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PM20:50

 

 

 

 

はま龍「起きてください。」

 

 

 

疲れ果てて、いつの間にか車の中で寝ていたスタッフは、はま龍の声に起こされた。

 

 

 

あたりは再び暗くなっていた。

 

 

 

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閉店は21時。まさにその10分前を狙っていたのであった。プロならではの、技である。

 

 

 

はま龍「このイベントは、まず入口で食券を並んで買い、その後、各ラーメン店でさらに並ぶことになります。時間はあまりありません、1分で食券を買いますよ。」

 

 

 

そういいながら食券を買いにいくはま龍。

 

 

 

しかし。

 

 

 

事件は起こってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

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はま龍「みなさん、すみません、本当にすみません。閉店は21時だったのですが、ラストオーダーは20時30分でした。」

 

 

 

 

そう涙ながらに語るプロハマっ子。

 

 

 

我々は声をかけることが出来なかった。

 

 

 

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最後に

 

 

しかし、我々は決して諦めない。

 

 

 

プロハマっ子が家系ラーメンイベントで、ラーメンをすする姿を眺めるまでは。

 

 

 

はま龍は、再び歩き始めた。

 

 

 

明日も明後日もその姿は変わらないだろう。

 

 

 

 

そう、プロハマっ子の朝は早い。

 

 

 

-END-